研究関係資料（Research Notes）

This is a collaborative research with Dr. Matthew Melville (Purdue University, Fort Wayne, USA).

Some of the research resources are available below.

　本研究では，探究活動を行う学習者及びその指導者に役立つ教材の開発を目指しています．その一環として，Rimse（理数教育研究所）により，2013年度より実施されている「算数・数学の自由研究」作品コンクールの受賞作品分析を行いました．このコンクールは，児童・生徒が日常生活や他教科の学習などから興味をもった事象を数学的な見方・考え方を活用して主体的に探究した作品を募集するものです．コンクールの過去の受賞作品はインターネット上に公開されており，その全文を閲覧することができます．第三者により高く評価された作品ですので，これから探究活動を行う方にとっても有意義な資料・教材となり得ると考えています．

　今後，類似の取組みや作品数が増加するにつれて，情報量が増しすべてを閲覧することが難しくなったり，何を閲覧すべきかわからなくなったりする状況が訪れることと思われます．そのため，本研究ではこれらの作品にタグを付け（アノテーション）を行い，整理・分析していこうと考えています．現在進行形の研究であるため，ファイルは随時更新しバージョンアップをしていく予定でいます．興味を持って頂けた方は，以下のファイル取得よりリンク先のファイル（.xslx）の取得して下さい．また，お気づきの点や要望などありましたら，「お問合わせ」より連絡を頂けると幸いです．

ファイル取得：算数・数学の自由研究（分析）ver.2.0

（ver.1.0の主な内容）

・高校生による作品（2013年度～2020年度）を分析

（ver.1.1での追加・修正）

・タグをより短い単語に修正

・中学生による作品（2013年度～2020年度）の分析を追加

（ver.2.0での追加・修正）

・小学生による作品の分析を追加

・2021年度受賞作品に関する分析を追加

【補足】

本データに関するより詳細な分析結果等は近日中に学会等で発表予定です。

本研究は以下のJSPS科研費の助成を受けて行われています．

• 総合的な探究により育まれた資質・能力を基盤とした数学学習に関する研究（JP20K22244）
• 数学的探究を軸足にした「理数探究基礎」「理数探究」の高大接続教材の開発と実践（JP19K03158）